当社は大正7年創始者である、父、河島利一郎が特許を取得して開発した、当時としては画期的な「河島単式犂(すき)」の製造で始まりました。以来、「一輪車」「けん引式トレーラー」など家畜や人の力に頼る農具を製造していましたが、農作業の機械化にともない昭和31年から「運ぶ」ことをテーマに各種動力運搬車両を中心とした開発・製造に今日まで着手してまいりました。また、昭和55年には国土交通省(旧運輸省)の型式認定を取得し、小型特殊自動車の製造を開始しました。
常に技術力の向上を図り、結果280以上の特許関係を取得、昭和56年の第1回科学技術庁長官賞受賞など、昭和52年より毎年社団法人発明協会から各種発明表彰を連続して受賞させて頂いております。技術開発部門をはじめ販売・製造など全社員が一枚岩になり頑張ってきた努力のあかしとして、平成8年春には黄綬褒章を、また、平成16年春には旭日雙光章を頂戴することができました。また、経理面では昭和42年に米子税務署の準優良法人、昭和50年11月には優良申告法人の指定を受け、現在まで米子税務署長表敬を継続して頂いております。
現在、製品の出荷先は、国内のみならず欧州各国にも輸出し、広く認知されるようになりました。これも皆様の暖かいご支援の賜物と厚く感謝致しております。今後も作業の利便性を高めるため、市場のニーズに的確にお応えできる商品開発に努め、お客様から満足していただけるよう努力を重ねてまいる所存でございます。今後ともより一層のご支援、ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。